ホッケ釣り

釣り

ホッケ釣りといえば・・・

日本海側で冬場に人気のある釣りの一つとしてホッケ釣りがあります。

ホッケといえば居酒屋でも頼みたくなるほど美味しい魚ですが、このホッケは釣っても楽しいので釣りの対象魚としてとても人気があります。

冬の釣りとタイトルに書きましたが、実はホッケは北海道では釣ろうと思えば年中釣れる魚です。

ただし、、それは船があればの話となります。

私のようにショア(岸)からの釣りを専門としているアングラー(釣り人)にとってはホッケを狙える時期は決まっており、北海道の日本海側では主に産卵のために岸寄りする9~12月頃にピークを迎え、その後6月頃まで狙える魚となっています。

そのホッケの釣り方といえば浮き釣りなどのエサ釣りが主流ですが、私がおすすめするのはメタルジグという金属製の疑似餌を使った釣り方です。

分類としてはライトショアジギングになりますが、メタルジグ??疑似餌??ライトショアジギング???ってなる方は、こちらの記事をご覧ください。

ライトショアジギングの始め方①
ライトショアジギングとは ライトショアジギングとはショアジギングよりも軽いメタルジグ(20~60g)を岸(ショア)から遠投し、アクションをかけながらラインを巻き取る釣り方です。 メタルジグとは以下の写真のような疑似餌(ルアー)のことです。 ...

私がライトショアジギングにハマってしまったのもこのホッケをメタルジグで釣ったことがきっかけであり、今でも私の釣りのメインターゲットの一つでもあります。

メタルジグでホッケを狙う理由

ホッケが美味しいのは知ってるし、それが釣れればうれしいだろうけど、なんでわざわざエサじゃないもので釣るの??

こんな疑問が湧く方もいると思いますが、私がメタルジグでホッケを釣ることをお勧めする理由は大きく以下の3点が挙げられます。

①ゲーム性がある

②釣れるホッケの型が良い

③場合によってはエサ釣りよりも釣れる

各理由について説明していきます。

メタルジグによるホッケ釣りにはゲーム性がある

メタルジグを使った釣り自体にはそもそもゲーム性があります。

それはエサではない物を生きているエサに見せかけ、魚に食わせるという魚との「騙しあい」、「一騎討」的な要素がメタルジグなどの疑似餌を使った釣りであるルアーフィッシング全般に共通していることだと言えます。

餌釣りには餌釣りで奥深い物があります。同じ場所で同じ餌を使い、同じ仕掛けを使っても隣の人と釣果に差が出ることさえあります。それもまたゲーム性と言えるでしょう。

しかしながら、個人的な意見としてはやはりルアーフィッシングにはそれを超えるゲーム性があると考えます。

魚はどのあたりにいて、どの深さにいて、どのような動きをするものに興味を示すのか

それを考え、予想することで

メタルジグをどこに飛ばして、どの深さまで沈めて、どのように動かすのか

という行動につなげていく。

そしてその予想と行動がマッチしたときに魚が食いつき、

その衝撃が魚の大きさに応じて釣り竿に確かな手ごたえを伝えてきます。

ルアーフィッシングが楽しいのはわかったけど、なんでホッケを狙うのが楽しいの?

はい、なぜホッケを狙うのが楽しいのか。

それはホッケの習性にあります。

そもそもルアーフィッシングには対象魚となる魚が大まかに分けられます。

それはフィッシュイーターと呼ばれる魚を餌とする魚です。

ホッケはまさにそのフィッシュイーターであり、魚はもちろん動くもの全般に興味を示し、なんでも食らいつく習性があります。

つまり、ホッケはルアーで釣りやすい魚と言えるのです。

では、なぜメタルジグなのか。

ルアーにも色々あります。ミノー、プラグ、スプーン、ポッパーetc

色々ありますがホッケは主に深いところを泳ぐ根魚に分類されます。

もちろん食べ物を探して群れで浅いところも回遊していますが、基本的には深いところを泳ぐホッケにアピールするためには、深いところを狙えるルアーが有効となってきます。

そこで効力を発揮するのが20~60gという適度な重量をもったメタルジグです。

ホッケ釣りに対する長所としては飛距離がでる(100mほど)、海底まで沈ませることができるという2点が大きく効いてきます。

この狙える範囲が広くとれるという利点が、アングラーの選択肢を増やし、結果的にゲーム性を高めてくれるのです。

メタルジグで釣れるホッケは型が良い

メタルジグで釣れるホッケは型が良いと書きましたが、つまりサイズが大きい食べごろのホッケが釣りやすいということです。

どうしてそんなことが言えるの?餌の方が釣りやすいのでは?

はい、餌の方が釣れやすいのは確かです。しかしそれはサイズを保証するものではありません。

ホッケは比較的なんでも食べる魚で、餌釣りに使われるのは小さく切った魚やエビやイカの切り身だったりします。

つまり餌が小さいため、食べ盛りの小さいホッケ(20cm程度)も食いついてきてしまう可能性が高いのです。

これに比べてメタルジグのサイズは5~10cm程度ありますので、このサイズの魚を餌とするような大きいサイズのホッケが食いついてくる可能性が比較的高いと言えます。

現に私の経験上、周りで餌釣りをしている方ばかりの中、一人でメタルジグで釣りをしていたこともありましたが、周りの釣果に比べてサイズが一回り大きいホッケ(40cm弱)を釣り上げていたこともありました。

また、これくらいのサイズのホッケは引きも強く、初心者から上級者まで楽しめる釣りとなっていますし、サイズの大きいホッケは脂の乗りもよく、食べても最高です。

メタルジグはエサよりも釣れる場合がある

基本的にはエサ釣りの方が釣れやすいのは事実だと思います。

ただし、ホッケ釣りはあまりにも人気がありすぎて、泊村の兜千畳敷などの人気スポットにおいてはエサ釣り師で溢れかえっていることが多々あります。

こんなとき、餌釣りには以下のデメリットがあります。

  • ホッケがスレてしまう(餌に飽きて食べなくなってしまう)
  • ホッケのいる場所に餌が届かない(釣れる場所が確保できない)

上記のデメリットは致命的となります。

そんな状況の中、広い場所を狙えるメタルジグを使う釣りでは、少し離れたところから、餌釣り師の手の届かない沖を狙えるという利点が抜群に効いてきます。

また、餌は食べないが、動くものには反応して反射的に口に入れてしまう習性もホッケにはあるため、周りが釣れていなくてもいいサイズのホッケが釣れてしまうといったこともあります。

ホッケは是非メタルジグで釣ってみて

長くなりましたが、ホッケをメタルジグで釣るのは本当に面白いです。

ホッケくらいであれば、ダイソーで売っているジグロックという100円で買えるメタルジグで十分釣ることが可能です。

初心者でも比較的簡単に釣れる魚ですので、北海道の日本海側で釣りをする際には是非、メタルジグでホッケを釣ってみてはいかがでしょうか。

ダイソーのジグロック(40g)で釣ったホッケの写真をアップしておきます。

コメント

タイトルとURLをコピーしました