今年こそキャンプを始めたいなぁ
でも何を揃えたらいいんだろう??いくらかかるんだろう??
この記事ではこれからキャンプを始めてみようと思う方に、何を用意しなくてはならないのか?そのためにはいくらかかるのか?の疑問に答えていきます。
まず、用意しなくてはならないものはざっと以下の通りです。
- テント
- タープ
- 寝袋
- マット
- コンロ
- イス
- テーブル
- ランタン
- 収納ボックス
- その他…
え、、多くない!?こんなに揃えなきゃならないの??
はい、正直、キャンプを始めるにあたって、あると便利なものを含めるとキリがないくらい必要なものは多いです。
なかなかすべての道具を揃えるのは大変ですが、「とにかく安く道具を揃えたい方」と、「少し高くてもそれなりに良い物を初めから揃えたい方」がいると思います。
どちらの考え方も正しく、合理的だと思いますので、正直どちらが良いとは一概には言えません。
よって、その2パターンの考え方ごとに各道具を購入するなら・・・
という視点で一つずつ見ていきたいと思います。
テントの購入
まず初めにキャンプの主役ともいえるテントの購入からです。
テントは野外で宿泊するにあたり、雨風から身を守る家になります。
テントに求められることはざっと以下の通りです。
- 広さ
- 収納、組み立てのしやすさ
- 耐水性
- デザイン性
私見ですが、上記がおおよそテントを選ぶ上で重要になってくると思います。
広さは、言うまでもなく人数に合わせたものを購入する必要があります。
テントのスペックには必ず[○人用]と記載があり、基本的にはこの数値を参考にして大丈夫です。
ただし、荷物(特に貴重品や着替え)をテントに保管すると、結構なスペースを取ってしまいますので、実際の利用人数+1〜2人用くらいのものを用意した方が良いでしょう。
次に収納、組み立てのしやすさについてですが、これは実際にキャンプをしてみるとわかりますが、テントの設営と撤収時にかかる時間が物によって結構変わってきます。
設営と撤収は天気が良ければのんびりやってもいいのですが、急な雨天時などにパパッとできるかどうかの差は大きいです。
また、これはキャンプ道具全般に言えることですが、収納時の大きさがコンパクトであるほど良いです。
というのも、車に積載できる道具の量は決まっていますが、これからキャンプを始めようと思う方がハイエースのような大きい車に乗っていることは稀でしょう。
また、どのような車に乗っていても収納できる量には限界があり、なるべくコンパクトに収納できるものは、キャンプにとても重宝します。
このように収納と組み立てのしやすさはテントを選ぶにあたり重要な要素となりますが、正直これは購入時に判断するのは難しいかと思います。
有名なメーカーのテントであれば、youtubeに設営動画等が配信されている場合がありますので、動画を参考に購入しても良いと思いますが、マイナーなメーカーのテントであれば、その判断材料はあまりないかもしれません。
次に耐水性ですが、テントには耐水圧という表記があります。
これはテントに染み込んでこようとする水を抑える力を数値で表したものですが、1000mm以下のものから8000mm以上のものまで様々あります。
この耐水圧は1500mm以上で強い雨にも耐えられるとされていますので、最低でも1500mm以上のものを選ぶようにした方がいいでしょう。
最後にデザイン性です。
これはもう見た目でテンションが上がるかどうかの問題です。
テントはキャンプ場において一番目立つ道具になりますので、少なくとも、自分の好きな色や形のものを選んだ方がよいでしょう。
そしておそらくですが、そのうち自分の好きなメーカーが出てくるはずです。
メジャーな所で行けば、スノーピークやドッペルギャンガー、ロゴス、コールマンあたりでしょうか。
正直、これらのメーカーのテントはなかなかいい値段します。
特にこの中ではスノーピークのテントは本当に高価です・・・
が、物は本当に良いですし、なにより格好いいんですよね~
実は私、今年買ってしまったんですよスノーピークのテント。
この間購入したのでデビューは5月頃になると思いますので、その時商品レビューをする予定です。
と、いうことで、テントを購入するにあたり重要なポイントをだらだらと述べてきましたが、ファミリーキャンプなのか、ソロキャンプなのかによって予算感もお勧め商品も変わってきますので、ざっと以下の表にまとめてみました。
とにかく安い物が良い人へ おすすめの価格帯(円) | それなりに良い物が良い人 へのおすすめの価格帯(円) | |
ソロキャンプ | 2000~10000 | 10000~32000 |
ペアキャンプ | 4000~10000 | 15000~40000 |
ファミリーキャンプ(3~4人) | 7000~20000 | 25000~80000 |
テントは本当に色々な商品がありますので、一概には言えませんが、テントの購入はだいたい上記の予算感になると思います。
その上でのお勧めの商品はあえてタープの説明が完了してから紹介します。
タープの購入
次にタープについてです。
テントとタープを家の間取りに例えるのであれば、
テントは寝室であり、タープはリビング、キッチンにあたります。
タープに求められることも、テントと同じように
- 広さ
- 収納、組み立てのしやすさ
- 耐水性
- デザイン性
となりますが、正直、用途によってさらに求められることは増えていきます。
例えば、タープの下で焚火をしたいのであれば、火の粉が飛んでもすぐに穴の開かないような素材のタープが良いですし、虫が入ってこないようにしたいのであれば、タープというよりは四方が囲まれているスクリーンテントの方が良い・・といったような感じです。
結局なにがいいのか全然わからないよー!
そうですよね。
でも正直、こればかりは自分のスタイルによって本当に選ぶべき道具は変わってくるのです。
そのうえで私が個人的にお勧めするのはスクリーンテントです。
タープはやはり上部にしか遮蔽物がないため、開放感はありますが、風はダイレクトに吹き付けますし、虫も夜は特にランタンの光に寄ってきますので、虫も防ぐことができません。
その一方でスクリーンテントであれば、四方が囲まれていますので風も虫も遮ることができますし、冷え込んだ夜でも比較的暖かいというメリットがあります。
以上のメリットから私は個人的に断然スクリーンテント派であるので、ここではスクリーンテントの予算感を紹介・・・するつもりでしたが、ここまで紹介してきてあれなんですが、、
テントとタープ(スクリーンテント)をそれぞれ設営するのって結構面倒なんですよね。
いや、慣れればそうでもないんですよ?
現に私はずっとテントとスクリーンテントの組み合わせでキャンプをずっとしてきましたし、設営時間も最終的にはテント15分、スクリーンテント15分の計30分程度でできます。
が、テントとタープ(スクリーンテント)が一つになっていたら便利じゃないですか?
ということで、私が最終的におすすめするのは2ルームテントになります。
2ルームテントの購入
ということで、私がお勧めする2ルームテントのメリットは以下の通りです。
- テントとタープ(スクリーンテント)を同時に設営できる
- 持ち運び・収納性が良い
このテントとタープ(スクリーンテント)を同時に設営できるというメリットは強烈です。
なにせ、設営時間、撤収時間が半分になるのです。
キャンプにおいて、テントの設営時間は楽しい時間でもありますが、煩わしい時間でもあります。
撤収時間についてはもう煩わしさしかないかもしれません。
そんな時間が半分になるのです。
キャンプにはもっと時間を割きたいことが山ほどあります。
のんびりイスに座って景色を眺める時間、食材の下ごしらえをする時間、肉を焼く時間、自然の中で遊ぶ時間、、、
テントの設営の時間は本当にもったいない時間です。
まして炎天下や雨天時の設営、撤収は地獄です。この時間が短くなることはキャンパーにとって良いことしかありません。
次に持ち運び・収納性が良い点についてですが、当たり前ですが、テントとタープをもっていくと荷物は2つになりますが、2ルームテントであれば、利便性はそのままで荷物の量は半分です。
キャンプは物が増えていくほど収納が問題となってきますが、これは本当に良いメリットとなります。
正直、テントを初めて購入するときにこの2ルームテントの存在を知っていれば・・・と最近とても強く思っていました。
ということで私がお勧めする2ルームテントですが、ファミリーキャンプ用であれば私も最近購入したスノーピークのエントリー2ルームエルフィールドや、コールマンのタフスクリーン2ルームハウスがお勧めです・・・が、こちらは約6~8万円くらいになってしまいます。
さきほど挙げたテントの予算感は以下のようになっていますので、それなりに良い物が良い人へのおすすめの商品となります。
| とにかく安い物が良い人へ おすすめの価格帯(円) | それなりに良い物が良い人 へのおすすめの価格帯(円) |
ソロキャンプ | 2000~10000 | 10000~32000 |
ペアキャンプ | 4000~10000 | 15000~40000 |
ファミリーキャンプ(3~4人) | 7000~20000 | 25000~80000 |
ソロキャンプ用、ペアキャンプ用についても同様の商品がありますし、とにかく安い物が良い人の価格帯であっても購入できる2ルームテント商品もありますので、「2ルームテント」で調べてみることを私は強くお勧めします。
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