テントを揃えたあとは、テントの中で使用する寝袋(シュラフ)とマットを揃えていきましょう。
寝袋(シュラフ)の購入
寝袋(シュラフ)はテントの中で暖かくなるために必要なものです。
場所と季節にもよりますが、キャンプには必須品であると言っても良いでしょう。
特に北海道では真夏ならともかく、5月の春先や9月下旬の秋口にかかると、日中は暖かくても、夜から朝方にかけての冷え込みがエグい日もあります。
そんなとき、寝袋がなければもう寒くて眠れたものではありません。
本州の方で、真夏しかキャンプしないよーって方以外は用意しておくに越したことはありません。
じゃーどんな寝袋を買えばいいの??
寝袋を選ぶ上で重要なのは使用限界温度です…が、これからキャンプを始めようと思っている方はほぼ、夏場しかキャンプをしないことと思います。
その場合、寝袋の使用限界温度は正直、気にしなくて良いです。
この使用限界温度とは、簡単に言うと「どれだけ寒い気温まで耐えられる仕様となっているか」という表記となっています。
良いものはその値がマイナス30度のものとかがあり、冬キャンプには必須品となりますが、正直夏場には必要ありませんし、むしろ暑くて眠れないでしょう。
このように、使用環境に応じて寝袋を選ぶ必要がありますので、初心者の方は使用限界温度-5度程度のオールシーズン使えるものが使いやすいかと思います。
さて、気になる価格帯ですが、こちらもピンキリとなっていますので、「とにかく安く道具を揃えたい方」と、「少し高くてもそれなりに良い物を初めから揃えたい方」にそれぞれお勧めする価格を表示します。
とにかく安い物が良い人へ おすすめの価格帯(円) | それなりに良い物が良い人 へのおすすめの価格帯(円) | |
2000~3500 | 3500~8000 |
このような予算感となっていますが、個人的な意見ではありますが、最初のうちは寝袋は本当に安いもので十分だと思います。
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ここにかけるお金があるのであれば、その他のキャンプギアにかけるべきです。
さらにいうのであれば、寝心地を向上させるという目的であれば、むしろこれからお話しするキャンプマット、あるいはコットにお金をかけた方が良いでしょう。
キャンプマットの購入
キャンプマットって??これ必要なの??
はい、キャンプマットはかなり必要です!
これなしではキャンプでの快適な睡眠はありえません。
多分皆さんご存知かとは思いますが、テントの室内の床って布切れ一枚なんです。
要は、レジャーシートを敷いている地面を想像してもらえると、ほぼそれと同じ感触となります。
よって、この上にそのまま寝るというのはなかなかしんどいものがあります。
特にテントを設営した場所が芝生でふかふかなところなら寝れないこともないですが、石ころの多いところだったりするとゴツゴツしていて不快極まりありません。
また、夏以外のキャンプとなると、地面の冷気が直に伝わってきてしまうので、その場合も眠れたものではないでしょう。
そんなとき必要となってくるのがキャンプマットです。
キャンプマットは上述したような寝心地の悪さを解消することを目的に用意しますので、以下の性能が必要となってきます。
- クッション性
- 断熱性
その性能を確保した上でさらにもう一つ欲しい性能がキャンプ道具全般に求められる
- 収納性
です。
これらすべてを兼ね備えたキャンプマットはなかなかないですが、個人的な意見としては、テントとセットになっているテントの大きさにピッタリフィットする折りたたみのマットはあまりお勧めしません。
あれも便利は便利なのですが、なによりも大きいデメリットがかさばるという点です。
ほんと車に積むときにスペースをとってしまうんですよね。
テントにぴったり合うのも見た目はとても良いのですが、実際使ってみるとわかるのですが、荷物を置く場所にマットって必要ないんです。
寝る場所にさえマットがあればよいので、一人用のマットを人数分用意したほうが、収納性もクッション性も満足いくものになると思います。
そこでお勧めするのがエアマットです。
エアマットのメリットはその収納性にあります。
枕一つ分にも満たない大きさに収納されていながら、膨らませると大人一人が普通に寝ることができる大きさのマットになり、しかも枕もついてくるという最高の商品です。
気になる寝心地ですが・・・実は最近私自身購入してみたので寝てみたのですが、、、
思いのほか寝心地が良いんです!!
いやほんとに!
なぜ今まで買わなかったのかと思ったくらい良かったです。
このエアマット、色んな商品が出ていますが、おそらくそんなに商品差はないかと思います。
価格帯としては2500~4000円程度で買えますので、こちらを人数分揃えることをお勧めします。
コットの購入
コットって??キャンプマットと似ているもの??
コットとはキャンプマットと似て非なるものです。
というのも、こちらには骨組みがあって、完全に地面から浮いた状態のベッドのような使い方ができる商品です。
寝心地はもちろん良いですし、収納性も、高価なものであれば言うことありません。
特に、Helinoxのコットは収納性も寝心地も最高です。。。
可愛くないのは価格だけです。。
なんと、、、一つ3万円越えです。
我が家では全く手が出ません。
初心者の方においても、ここにお金をかけるのであれば、他のものにかけた方が良いとは思います。
お金にとーーーーっても余裕がある方、あるいは寝心地を何より重視する方は購入を検討してみてもいいかもしれません。
本日はここまで。
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