キャンプに絶対に必要なものはとりあえずこれで最後になります。
食材や飲み物を冷やしておくクーラーボックスです。
クーラーボックス の購入
クーラーボックス の選定で重要な点は以下の通りです。
- 保冷力
- 容量
- デザイン性
クーラーボックス の保冷力
クーラーボックス で最も重要な能力はこの保冷力です。
キャンプは屋外で生活することとなりますので、滞在中に冷たい飲み物が飲みたい、または生鮮食品を保存をしたい場合には冷蔵庫代わりとして必須品となります。
クーラーボックス の保冷力って何で変わるの??
クーラーボックス の保冷力を決定するのは、断熱材の質と量です。
断熱材には真空パネル、ウレタン、発泡スチロールがありますが、その断熱性能も価格も
真空パネル>ウレタン>発砲スチロール
となります。
真空パネルは主に釣り用のクーラーボックス に使用されていたりしますが、保冷力も価格もピカイチです。
ウレタンはキャンプ用のちゃんとしたクーラーボックス に使われている断熱材で、その厚さによって保冷力は大きく上昇します。
発泡スチロールはよくホームセンターで安価で売られているクーラーボックス に使われていますが、こちらも厚みが増せばある程度の保冷力は確保できるのですが、大抵、安いクーラーボックス には幅1センチ程度の薄い発泡スチロールの板が5面に入っているだけで、ただの箱と大差ないような保冷力となっています。
じゃあ一番保冷力の良い真空パネルのクーラーボックス を買えばいいの?
お金がたーっぷりある人はそうしてください。
ですが、初心者でこれから始めようとしている方は、発泡スチロールのものでも十分と思います。
と、いうのも一泊二日程度であれば、発泡スチロールのクーラーボックス でも保冷剤さえしっかり入れておけばなんとかなります。
問題は二泊以上する場合です。
この場合はウレタンが厚く敷き詰められたものや、真空パネルが用いられたクーラーボックス が必要となってきます。
ただし、二泊目以降にまた保冷剤や氷を注ぎ足せるのであれば、安価なクーラーボックス でも十分対応可能です。
クーラーボックス の容量
次にクーラーボックス の容量についてですが、これはキャンプに行く人数や、何泊するかによっても変わってきます。
夫婦+子一人の我が家では24リットルのものを使用していますが、すぐパンパンになってしまうため、20リットル程度のソフトクーラーボックス も併用しています。
二人以上でキャンプする場合で、クーラーボックス は一つしか持っていかないなら40〜50リットルくらいの大容量のものを買った方が良いと思います。
ソロキャンプの場合は、我が家で使用している24リットル程度のクーラーボックス でちょうど良いはずです。
クーラーボックス のデザイン性
次に重要なのがデザイン性です。
実用性からはかなりかけ離れた要素となりますが、おしゃれにキャンプしたいなら絶対的にデザイン性のいいクーラーボックス を買うべきです。
安いクーラーボックス って、すっごく見た目があれなんですよね。
冷たそうな色をイメージさせるためか、安価なクーラーボックス は青や水色のものばかり売っています。
好き嫌いもあるかとは思いますが、個人的にはキャンプ道具は茶色やカーキなどのアースカラーで揃えたいというのもありまして、クーラーボックス だけが青色だと、悪目立ちするんですよね。
ということで、ある程度好きな色を選ぶのであれば、少し良いものを買うか、塗装するしかありません。
ちなみに私は安価なクーラーボックスを改造(塗装+保冷力アップ)したものを使用しています。
保冷力も一泊二日であれば必要十分ですし、見た目も及第点です。
が、容量に問題があるため、今は買い替えを検討しています。
おすすめ商品 と予算
比較的良いものを揃えるつもりであれば、間違いなくおすすめなのはコールマンのスチールベルトクーラーがお勧めです。
保冷力はそれなりですが、容量も50リットル以上ありますし、なによりカラーバリエーションが豊富でおしゃれです。(ちなみに私が好きなのはシルバーです。)
キャンプ場で間違いなく映える商品となっています。
予算案ですが以下の通りです。
とにかく安い物が良い人へ おすすめの価格帯(円) | それなりに良い物が良い人 へのおすすめの価格帯(円) | |
ソロキャンプ | 2000~3000 | 4000~8000 |
ファミリーキャンプ | 3000~6000 | 11000~25000 |
クーラーボックス も価格と性能、そして見た目に大きな差がある道具ですが、予算が許すのであれば、ずっと大切にできるような自分の好きなデザインのものを選ぶと良いでしょう。
コメント