キャンプに行くなら薪拾いが面白い!

キャンプ

薪拾いの面白さとは??

薪拾いとはその名の通り、薪を拾う行為のことです。

薪とは燃料として使用する木材のことですが、薪拾いの対象となるのは落ちている大小様々な枝の他に、松ぼっくり等の木の実も入ります。

枝や木の実を拾って本当に楽しいの??

そう思う方もいるかもしれませんが、これが本当に楽しいんです。

ただし、それには条件があります。

その条件はキャンプで焚火をすることです。

私にとって焚火はもはや、キャンプになくてはならないものになっています。

焚火の魅力についてはこちら↓

焚火の面白さ
焚火とは 焚火とはご存じの通り木の枝や落ち葉を燃やすことですが、我が家のキャンプにおいて今ではなくてはならない、とても重要なツールの一つでもあります。 木の枝や落ち葉燃やしてなにがそんなに楽しいの?? 未体験だとこのように思う方も結構いるか...

落ちている枝や木の実は普段の生活においては無価値なものです。

しかし、キャンプにおいて楽しい焚火をするための燃料となることを考えると、落ちている木の枝や実はとたんに価値あるものに変化します。

そうなると、自然に囲まれたキャンプ場はもはや宝の山であり、薪拾いはもはや宝探しといっても過言ではないでしょう。

・・・と、言っても、まだ木の枝に価値を見出すのは焚火をしてない方には分かりづらいかと思いますので、ナンセンスではありますが、その価値を数値化します。

焚火用の薪はホームセンターやキャンプ場で売っていますが、安い物でも3kg300円程度、キャンプ場に至っては1000円するところさえあります。


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使い方にもよりますが、3kgの薪であれば2~3時間程度焚火を楽しむことができます。

では、18時~24時で6時間程度焚火をすると仮定すると、6kg程度の薪が必要となりますが、その量の薪をすべて現地で拾い集めたら・・・

その拾い集めた薪は600~2000円分の価値があるということとなります。

このように、落ちている枝や木の実を拾うという一見無駄な行為に思えることが、金銭的にみても生産的な価値ある行為に変化するのです。

とはいえ、売っている薪と落ちている枝とではやはり燃焼効率に差がありますので、一概に同じ量を集めたからといっても、それが同価値であるとはいえません。

どのような薪に価値があるのか見ていきましょう。

薪の価値とは??

焚火の燃料として燃やす薪ですが、その価値は大きく以下の点にあります。

  • 燃焼時間の長さ
  • 着火のしやすさ
  • 燃焼時の煙の少なさ

燃焼時間の長さ

薪の燃焼時間は木の密度が大きい程長くなります。

簡単に言うと同じ大きさの木でも重い木の方が長く燃え、軽い木は比較的早く燃え尽きてしまうと考えて頂いて大丈夫です。

燃焼時間が短い薪は長時間焚火をしようとすると、燃焼時間の長い薪よりもより多くの量が必要となってしまうため、燃焼効率を考えると密度が大きい薪の方が焚火に使用するなら価値が高いと言えます。

じゃーどんな木の密度が高い(燃焼時間が長い)の??

一般的には広葉樹は密度が大きく、長時間燃えやすいとされています。

反対に針葉樹は密度が比較的小さく、燃焼時間は短いです。

よって、燃焼時間だけを見ると広葉樹の方が価値が高いといえます・・・が、決して針葉樹には価値がないわけではありません。

着火のしやすさを比較すると、その価値はまた変わってきます。

着火のしやすさ

燃焼時間と異なり、木の密度が高い木は火が付きにくいというデメリットがあります

木って燃えやすいイメージがあると思うんですが、太い木ってなかなか燃えないんです。

焚火のゲーム性にもつながるのですが、燃えやすい木を着火につかい、徐々に太くて燃えにくい木を燃やしていくことで徐々に炎を育てていくことが重要となってきます。

よって、着火に向いているのは木の密度が低い針葉樹となります。

特にマツや杉は油分が多く、激しく燃えやすい特徴があるので、着火にはかなり適した薪となります。

つまり、着火の観点からいうと針葉樹はとても価値のある薪であるということがいえます。

じゃー薪拾いは木の種類を気にせずに、なにを拾ってもいいんだね!

はい。そう思っていいでしょう。

そもそも木の枝を見ただけで針葉樹か広葉樹か、私は見分けられる自信がありませんw

太くて大きい木は着火しづらく燃焼時間が長い

細くて小さい木は着火しやすく燃焼時間が短い

くらいに思っていていいでしょう。

ただし、なんでも拾っていいわけではありません。

燃焼時の煙が少ない薪を拾う必要性があります。

燃焼時の煙の少なさ

薪拾いで一番気を付けなくてはならない点がこの要素になります。

焚火をしていて煙をもっくもく出していると、やっている自分たちも煙いですし、なにより完全に周りの方々の迷惑です。

じゃーどんな点に気を付けたらいいの??

ずばり、乾いた薪を拾うようにすることです。

水分を多く含んだ薪は、燃やすときに大量の煙が発生します

販売されている薪は伐採後、ちゃんと乾燥させたものであるため、燃やしても煙が発生しにくい高品質なものとなっています。

よって薪拾いをする際はなるべく乾いたものを選ぶようにしてください

特に折れて間もない生木や、雨などで明らかに湿った木は燃焼時に大量の煙が発生しますので、なるべく拾わないようにした方が良いでしょう。(生えている木を折って薪に使うなんてことはもってのほかです)

薪拾いに必要なもの

薪の選び方はわかったけど、何をもっていったらいいのだろう??

薪拾いになくてはならないものはないですが、あると便利なものは以下の通りです。

  • 薪を収納するバッグ
  • 軍手
  • のこぎり
  • ナイフまたは斧

焚火を全部拾った薪でしようとすると、それなりの量の薪が必要となりますが、バッグを持ち歩くと効率よく薪拾いをすることができます。


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このような薪専用のバッグも売っていますので、必要と感じた方は購入するのもありかと思います。

また、枝には棘やささくれがあったりしますし、持ち運ぶために枝を折ったりする必要もあったりするので、安全のために軍手のようなものを装着していた方が良いと思います。

枝を折る際、細い物ならなんとかなりますが、太い木はなかなか折ることができません。

しかし、燃焼時間の観点から、太い薪は欲しいところですので、このような太い木を持ち運びやすいサイズに切るためにのこぎりがあった方がさらに便利です。


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ただし、キャンプにはあまり邪魔になるものは持っていきたくないため、このように折りたたみ式のものを購入した方が良いと思います。

最後にナイフと斧ですが、薪を燃やす際、ちょうどよいサイズの薪をつくるために薪割りをする必要性がありますが、その際にナイフまたは斧が必要となります。

特にナイフを用いて薪割りすることをバトニングと呼びますが、これがまた面白いんです。

後日紹介しますが、バトニング用のナイフまたは斧を購入することも併せてお勧めします。


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まあ斧はあると便利ですが、結構かさばるので個人的にはナイフで十分かと思います。

キャンプに行ったら薪拾いは是非やってみて

色々と書いてきましたが、百聞は一見に如かず。

ぜひ、一度やってみてください。

買った薪で焚火をするのはもちろん楽しいですが、拾った薪を使って焚火をすると、その楽しさは倍増します。

・・・このブログ書いてたら、薪拾いしたくてうずうずしたくなってきましたw

さて、今日はここまで!ご視聴ありがとうございました。

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