セカンドカーとして軽自動車を購入することとなり、色々と検討した結果、新型ハスラー(MR52S)を購入することにしました。
選んだ基準は見た目が好みであったこと、そしてまあまあ燃費が良かったということです。
そのままの状態で乗ってもかわいい見た目のハスラーですが、どうせ乗るならかっこよくしたいと考え、色々なパーツを調べていたところ、リアルスピードが発売しているハスラーのフロントグリルがかっこよかったため、今回購入させていただき、自分で取り付けを行ってみました。
見た目がガラッと変わるため、差別化を図りたい方にはとてもお勧めです。
リアルスピードの新型ハスラー用フロントグリルとは?
さて、今回取り付けることにした新型ハスラーのフロントグリルを発売しているのは、リアルスピードという会社であり、様々な車のカスタムパーツを販売しているようです。
そしてそのリアルスピードから今回私が購入させていただいたのはこちら。
新型ハスラーの純正のフロントグリルは、どうも少し物足りなく、スズキのSのエンブレムが気になっていたのですが、このグリルを一目見た時にほれ込んでしまい、購入させていただきました。
車を購入するにあたり、本当はジムニーが欲しかったのですが、燃費の低さ、乗り降りのしづらさ、荷室の狭さ、納車期間の長さ・・・などなど色々なデメリットを考えると購入できず、第二候補のハスラーを購入した私にとっては、まさに夢の商品でした。
ただ、このような車のカスタムパーツの取り付けは整備会社等に依頼すると当然工賃がかかるため、節約のためDIYで取り付けすることにチャレンジしてみました。
フロントグリルの購入から取り付けまでの工程
さて、このリアルスピードのフロントグリルですが、自分で購入して取り付けたいという方には少し不安に感じる点がありました。
それは・・・
- どのような状態で配送されるのか?
- フロントグリルの塗装状態は?
- 取り付け方法は?説明書はあるのか?特別な工具は必要か?
といったことです。
実際にこれらの不安を抱えながら、色々と試行錯誤して取り付けた結果を参考としてご紹介します。
フロントグリルの購入方法
まずは購入方法です。
私は以下のリンクのAmazonから購入しました。
私が購入したときは55000円でしたが、この他に送料が15000円かかったため、合計70000円の出費となりました。
フロントグリルの到着、開封
購入後、フロントグリルは2~3週間程度で到着しました。
子どもならすっぽり入りそうな大きな段ボールに梱包された状態で届きます。
中に入っている部品はこちら
グリル本体
メッシュ
ボンネットフード・・・・の写真は撮り忘れました。
グリルの塗装は一応されているのですが、このままの状態で使用することは想定されておらず、写真ではわかりにくいかもしれませんが、塗装が禿げていたり、ムラがあったりする箇所があります。
あくまでも仮塗装のようなものなので、取り付け前の塗装は不可欠です。
なお、説明書は同封されていないため、ここからの作業手順は試行錯誤しながらやっていきました。
フロントグリルの塗装
やはり塗装が必要なことがわかったため、ここからは塗装作業を行なっていきます。
塗料には色々な種類があり、選択するのにとても悩みましたが、最終的にこちらの塗料に決めました。
このAZラバーペイント ZEQUE というスプレーは、もし塗装に失敗したとしても綺麗に剥がすことができる優れものです。
そして塗装面は黒くマットな質感になるため、おしゃれな仕上がりになります。
このスプレーの定着をよくするためにも、まずはグリル全体をパーツクリーナーで拭き上げます。
綺麗にしたら、いよいよラバースプレーで塗装していきます。
まず最初は薄く塗っていき、何回も繰り返して重ね塗りすることで、綺麗に塗装することができます。
もし失敗しても、乾燥後に剥がせるため、必要以上に心配する必要はありません。
塗装完了後がこちら。
想像通り樹脂パーツのようなマットな仕上がりになりました。
剥がせるということは、剝げやすい塗料なのでは?
と思うかもしれませんが、半年間普通に高圧洗浄機で日常的に洗車しても、見た目に大きな変化はありません。耐久性も意外と問題ないように思えます。
ボンネットフードの写真を撮り忘れましたが、こちらも同様に塗装してください。
グリルにメッシュを取り付ける
塗装が完了したら、グリルに付属のメッシュを装着していきます。
グリルの裏にはそれぞれ針金でできた爪が数箇所に配置されています。
この爪を立てた状態にした後、メッシュの穴に爪を通し、爪を再度倒して固定します。
爪を全て倒して固定したらメッシュの取り付けは完了です。
純正グリル、バンパーの取り外し
グリルの準備が完了したら、新型ハスラーの純正グリルを取り外していきます。
取り外し前がこちら。
ボンネットを開いて、まずはバッテリーの接続端子を抜きます。
これはグリルを外した時にバッテリーを繋いだままにしておくと、故障コード?が記録されるらしいので、作業中は抜いておくことにしました。詳細についてはあまり詳しくないのですみません笑
次にナンバープレートを外し、外した奥にあるボルトをソケットレンチを使って取り外します。
次は開いたボンネットから見えるボルト2本とクリップ3個を外します。
クリップは専用の以下のような工具があると外しやすいと思いますが、マイナスドライバーでも取り外し可能です。
バンパーのサイド固定部のクリップ(2個)も同様に外していきます。(左右両側とも)
バンパーの下側も2か所クリップが付いているので外します。
これでようやくバンパーが外せる状態になりました。
サイドからバンパーを引っ張って取り外していきます・・・がこれが固いので結構大変です。
左右少しずつ外していくと良いと思います。
外した後のハスラーは骸骨みたいな姿になりました。
取り外したバンパーの裏側はこのようになっています。
グリルとバンパーが爪とボルト、クリップでつながっているので、全て取り外していきます。
結構な数の接合部があるのでボルト等の紛失に注意してください。
これでやっとグリルだけを外すことができました。
純正グリルを取り外したバンパーに、塗装したオートリアルのフロントグリルを取り付けていきます。
純正グリルを取り外した要領で逆の手順で取り付けることができると思います。
あとはこのまま取り付け・・・・とはいきません。
まだハスラーには取り外すべき部品があります。
それはヘッドランプリムというヘッドランプまわりのカバーのような部品です。
今回取り外したその部品がこちら。
私はこの部品を取り外さずに組み立てたフロントグリルを取り付けようと必死に押さえつけましたが、当該部品が干渉するため装着できるわけもなく・・・・本当に四苦八苦しました
(このパーツ不良品なんじゃね?と疑ったのは内緒ですw)
ということで、固定しているボルト、クリップを外し、ヘッドランプリムを外します。
取り外し前
取り外し後
これでようやくリアルスピードのフロントグリルを装着できます。
フロントグリルの取り付け
フロントグリルの取り付けは、取り外しと逆の手順で行います。
取り外すことができれば、取り付け自体はそこまで難しくないはずです。
装着した新型ハスラーの姿がこちら。
かっこいいですね!かなり雰囲気が変わります。
あとは付属の塗装したボンネットフードに両面テープを貼り付けて完成です。
ボンネットフードを装着するとまた少し雰囲気が変わります。
かなり良い感じです。
リアルスピードからはこのフロントグリルの他、実はこんな商品も発売されております。
バンパー部に装着する商品のようで、さらにごつい印象をつけたい人にはお勧めの商品です。
いかがだったでしょうか。
今回ド素人の私が試行錯誤しながらフロントグリルの交換をしてみましたが、思っていたよりも作業自体は難しくなかったように思います。
この記事が少しでも自分でリアルスピードのフロントグリルを取り付けようとする方の参考となれば幸いです。
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