お風呂の前に脱いだ服は散乱しがちですが、ランドリーボックスを自作することで限られたスペースを効率的に使い、すっきりと収納することができます。
脱衣所で使うランドリーボックスとは
我が家で使用していたランドリーボックス
お風呂に入る前に必ず服を脱ぎますが、皆さんは脱いだ服をどこに収納していますか?
洗濯機に直接入れる方も多いかと思いますが、我が家は洗濯室と脱衣所をわけたため、写真のような3段の収納ボックスに家族全員分の脱いだ洗濯ものを収納していました。
ずっと使用してきたが、色々な問題が・・・
使っていて、我慢できないほどの不便はなかったのですが、使っていて少し気になったことが・・・
それは
- 脱いだ服が正面から丸見え
- 洗濯物が溜まってくると服がこぼれ落ちてくる
- 収納量が思ったよりも少ない
という点でした。
特に、洗濯物が落ちて散乱し始めると、脱衣所全体がだらしなく見えるだけでなく、掃除にも支障をきたしており、ストレスがたまる状態となっていました。
理想のランドリーボックス
今まで使用していたランドリーボックスの問題点を加味し、自分の理想のランドリーボックスの条件を考えると、それは
- 脱いだ服が見えたり、散乱したりしない構造になっている
- 脱いだ服はすぐに取り出せて、洗濯機まで持ち運ぶことができる
- 見た目がおしゃれですっきりする
- 脱衣所の隙間に設置することができる
ことが重要であるとたどり着きました。
しかし、これらの条件をすべてクリアするランドリーボックスはなかなか見つからず、強いて言えば、イメージに近いものはこちらでしたが、サイズはピッタリのものはありませんでした。
理想のランドリーボックスを自作する
結局、理想のランドリーボックスはその家ごとにサイズ等色々違ってくるものです。
我が家の理想のランドリーボックスは棚とボイラーの間の隙間50センチ強に入ることが絶対条件でしたので、そのサイズで自作することにしました。
材料の調達
まず、主な材料を考え、以下のものを集めました。
- 杉の合板(ホームセンター)×2
- ネジ(ホームセンター)
- 蝶番(百均)×4
- キャスター(百均)×4
- テープ状の磁石(百均)
- 取っ手(百均)
- ランドリーバスケット(500円)×2
全部揃えても4000円でおつりが来ます!
外枠の組み立て
合板はホームセンターでカットしてもらいました。
まずは隙間にあった大きさの箱をカットした合板5枚(底板、側面4枚)で作ります。
正面の1枚は扉になりますので、扉を開きたい向きを考えて蝶番で取り付けましょう。
底板にはキャスターを四隅に取り付けます。
天板は底板と同じ大きさのものを好みの大きさで切断し、蝶番で接続します。
これが天板部の開閉部となり、以上で外観はほぼ完成です。
扉には取っ手を取り付け、扉がちゃんと閉まるように、開閉部には磁石テープをつけています。
木で作られたボックスはやはり外観が美しいですよね。
脱線しますが、同じ合板で水槽台も作りましたが、これもお気に入りで今もリビングで使用しています。水槽台をDIYで自作!3000円以内でおしゃれな木製水槽台が出来上がりました!
さて、理想のランドリーボックスの条件のうち三つはこれでクリアです!
- 脱いだ服が見えたり、散乱したりしない構造になっている→クリア
- 脱いだ服はすぐに取り出せて、洗濯機まで持ち運ぶことができる
- 見た目がおしゃれですっきりする→クリア
- 脱衣所の隙間に設置することができる→クリア
内部にぴったりのランドリーバスケットを設置
さて、外観は完成しましたが、このままでは洗濯機まで服を持ち運ぶのが難しいですね。
ここで用意するのがダイソーで売っている500円のランドリーバスケットです。
我が家の収納スペースにはこのランドリーバスケットが2つ横並びでちょうどのサイズでしたので、これを自作のランドリーボックスの中に収納します。
我が家では白物と黒物の2種類でこのランドリーバスケットを使い分けて使用しています。
・脱いだ服はすぐに取り出せて、洗濯機まで持ち運ぶことができる→クリア
これですべての条件をクリアです!
デッドスペースに収納も追加で設置
さて、ランドリーボックスの奥に若干のデッドスペースがあったため、ここに収納棚も取り付けることにしました。
実は、この収納棚からの出し入れを容易にするために上の扉を設けたようなものです。
この収納棚には子供のお風呂のおもちゃや、シャンプーの詰め替え等を置くのに使っています。
また、扉には百均で買ったかごを取り付け、お風呂上りに使用する化粧水ボトルなどを収納できるようにつけています。
ブライワックスで塗装もしました(追記)
キングサイズの木製ベッドを作成したときに使用したブライワックスを使用して、ランドリーボックスも塗装してみました。
ベッドの自作方法についてはこちら↓
ベッドフレームを自作計画!目指せ!キングサイズの木製ローベッドDIY!
使用したブライワックスはトルエンフリーのダークオークです。
内容量は通常のものに比較して少し少なくなりますが、においの少ないトルエンフリーの方が断然個人的にはおすすめです。
さて、ベッドと同じように布にブライワックスをつけて塗りこんでいきます。
色の違いはこんな感じです。大分薄く塗っているのでダークオークの本来の色よりは薄い印象を受けると思います。
てことで完成品はこちら
あまり濃い色にしたくなかったため、色むらも味ということにしておきましょうw
自作のランドリーボックスはとにかく便利
正直、見切り発車で作り始めたランドリーボックスですが、その満足度はかなり髙いです。
隙間にピッタリはまることで外観の美しさは際立ちますし、キャスターで動かすこともできますので隙間の掃除も容易にできます。
今までの洗濯物が散乱した状況も、このランドリーボックスを作ってからはまったく見られなくなり、いつもすっきりした状態が保たれています。
収納は自作すると本当に機能的で美しいものができるものです。
散らかっている脱衣所を整理したいという方は是非参考にしてみてください。
ちなみに、ウッドデッキや土間収納も自作していますので、興味があれる方は是非見てください。
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