釣りの荷物を便利に収納!安価なクーラーボックスをDIYで多機能で便利なクーラーボックスに改造!

釣り

釣りには竿やリールの他、様々な道具が必要となりますが、その中の一つにクーラーボックスがあります。

釣れた魚を新鮮な状態で持ち帰るには保冷力の高いクーラーボックスが必要不可欠です・・・が、

クーラーボックスはその大きさもあり、持ち歩くのは大変です。

釣れた魚の保冷のためだけに大きい荷物を持っていくのは大変なので、クーラーボックスをDIY改造して収納機能を追加し、ついでに保冷力も強化してみました。

改造前のクーラーボックスは・・・

改造前のクーラーボックスがこちら。

ホームセンターに売っているノーブランドのクーラーボックスです。

保冷力はまあお察しの通りといったところでしょうか。

分解してみると、うすーーーーーーーーーい発砲スチロールがでてきました。

これじゃー保冷力ないわけだ。。。

ちなみに私はキャンプ用のクーラーボックスと釣り用のクーラーボックスは使い分けています。

魚のにおいがお気に入りのクーラーボックスについてしまうと悲しくなるからですw

ちなみに私がキャンプ用として使用しているこちらのクーラーボックスは保冷力がとても良いわりに、価格が2万円程度と比較的買いやすく、釣り用のクーラーボックスとしても大変おすすめです。

このクーラーボックスを釣り用にもう一つ買いたいところですが、自分のお小遣いで購入するのはもったいないので、安いクーラーボックスを改造して使いやすくしていきます。

保冷力の強化

クーラーボックス の保冷力は中に入っている断熱材の厚さ、性能に依存します。

大抵安いクーラーボックス には発泡スチロールが入っていて、おまけに中身はスカスカなことが多いです。

これでは、ほぼただの箱ですね。

高価なクーラーボックス は真空パネルが使われていたり、ウレタンが分厚く密に詰められたりしているため、保冷力が高いのです。

ということで、私のクーラーボックス にウレタンを詰めようか…とも思ったのですが、少々ハードルが高いので、手軽にダイソーで手に入るアルミシートを購入し、中に隙間ができないように詰めて元に戻しました。

ウレタンを入れる方はこちら

こんな簡単なことですが、保冷力は格段に上がったように感じ、一日くらいなら魚を新鮮な状態で保管可能なレベルになりました

次に取り組んだのがロッドホルダーの取り付けです。

ロッドホルダーの取り付け

私はもっぱらライトショアジギングを好んでやっているのですが、毎回釣り場で頻繁に行うのがジグ交換です。

魚の反応が悪いとき、気分転換も兼ねてジグの交換をしたり、はたまた根がかりでジグを失った際はジグの交換・取り付けを行いますが、そのとき気になるのがロッドの置き場所。

まあ大して良いロッドを使用しているわけではないのですが、やはり磯場などは特に大事なロッドをそのまま置くのは気が引けるものです。

かといって、そのためだけに竿たては持っていきたくないし、どうにかならないかなーと思っていたので、必ず持っていかなくてはならないクーラーボックスロッドホルダーを取り付けてしまおうと考えました。

するとあるんですねー、素晴らしい既製品が!

本当ならこれを付けたいのですが、安いクーラーボックスにつけるには少し気が引けるお値段。

そこで代用できるものがないか、いつもお世話になっております百円ショップへ・・・

するとあるではないですかいいものが!

よし、これ取り付けよう!

DIY用に購入していた電動ドリルが役に立つ時が来ました!

ネジとナットを購入し、クーラーボックスを再度分解し、取り付けたものがこちらです。

うん、なかなかこれはいいではないですか。

ロッドもちゃんと固定され、安心して立てることができます。

このロッドホルダーを取り付けたことにより、ジグの交換時は安心してロッドを立てられるようになり、さらには釣り場にタックルを2セット(~60gのジグ用のタックルと~20gのジグ用のタックル)もっていくこともできるようになりました。

この改造にかかった金額は傘ホルダーとネジ、ナットでワンコインで足りてしまいました。

はさみなどの道具入れの取り付け

釣り用のロッドホルダーは取り付けましたが、この便利さに味を占めてしまいました。

そう、クーラーボックスにはまだ「面」が残っています。

目指すべきクーラーボックスはこのような感じですかね。

とりあえず空いている対面にも何か取り付けてしまおうと考えました。

そこで、「釣りにいつも持ち歩いているもの」が何かを考えた時、まず浮かび上がったのは

「はさみ・ピンセット・トング」です。

それぞれ「釣った魚の血抜き」「針外し」「魚を触らずにはさむ」ために使用しているもので、すべて百円ショップのものを愛用しています。

私にとっては3種の神器といっても過言ではありません。

これらは魚と接触するものであるため、すぐに臭いや汚れがついてしまいます。

持ち運ぶのにもなにか入れ物が欲しいとおもっていたところだったので、クーラーボックスにそれらの道具入れを取り付けてしまおうと考えました。

さて、、そうと決まれば百円ショップの出番です。

使えそうなものを探して取り付けたのがこちら。

キッチン収納コーナーに置いてあった磁石でくっつく収納ボックスです。

これを結束バンドでとりあえず取り付けてみました。

まあまあ使えないこともないですが・・・

ぐらつく!!これでは中に入れた道具が移動中に落ちてしまいそうです。

これは更なる改良が必要です。

収納ボックスの取り付け

さて、とりあえずで取り付けた収納ボックスの問題点ですが、取り付け方法自体が甘く、ぐらぐらしていることもそうですが、収納ボックスも入れるものに対して体積が大きすぎるため、ボックス内ではさみ等が動いてしまうことが問題でした。

そこで再び百円ショップへ足を運ぶ・・・

前にもう一度他に取り付けたいものがないかを考えました。

その結果思いついたのが、「ライン」や「ソリッドリング」といった消耗品の収納です。

釣りには根がかりがつきものです。

特に初めて行く釣り場では、どの程度根があるのかわからないままの実釣になるため、根がかりのリスクは大きくなります。

そこで絶対に持ち歩かなくてはならない消耗品をまとめて収納できるボックスが欲しいと考えました。

さて、百円ショップへいきますよ。

そこで見つけたのが、ダイソーの積み重ねボックスです。

これを2段重ねて、ホームセンターで購入した金具を取り付けて作成した収納ボックスがこちら。

背面は蝶番を取り付けて2段ボックスとして使えるよう上の写真のように開く作りとしました。

クーラーボックスとの接続は下の写真のように収納ボックス側に金具を取り付け、、

クーラーボックス側には下の写真のように金具を取り付けることによって、

金具同士をひっかけることで取り外し可能な構造としました。

取り付けた状態は以下のようになります。

なかなかいい感じになってきました。

さて、この取り付けた収納ボックスの隣のスペースがまだ空いているので利用できそうです。

3種の神器の収納も改めて取り付けへ

さて、収納ボックスを取り付けても尚余ったスペースに合う収納がないかを百円ショップで探してみた結果、これといったものはなかったのですがとりあえず金属製のボックスを取り付けてみました。

クーラーボックスへの取り付けはとりあえず強力磁石をクーラーボックス側へ接着剤で取り付けて、磁石で取り外し可能なつくりとしています。ついでに見つけた磁石でくっつくライトも金属製のボックスに取り付けました。

これで完成!・・・ではありません。

もう一面、まだなにか取り付けられそうです。

メタルジグの収納ケース取り付け

ここまでで、ロッドホルダー、はさみ等の収納ボックス、ライン等の収納ボックスと取り付けてきましたが、まだ面は残っています。

もうこの際だからさらに色々付けてしまおう!

そう思い、ライトショアジギングの必須品であるメタルジグの収納ケースも取り付けてしまうこととしました。

ちなみにメタルジグ収納ケースとして使用しているのがこちら。

大分年季が入っていますが、これまた百円ショップで購入できる書類ケースにすきまテープを貼り付けて自作したジグケースです。

作りは毎度のように雑ですが、すきまテープのスポンジ部分に針を突き刺して保管できるので、ジグ同士が絡まることなく比較的綺麗に保管することができます。

さて、このジグケースどうやってクーラーボックスに取り付けるか・・・

やはり取り外しができる構造としたい。かといって移動中ガタガタするのは嫌だなあ。

クーラーボックスにまた穴を空けるのはちょっと保冷力落ちそうで嫌だし・・・

そんなことを考えながら百円ショップを徘徊した結果、ダイソーの「熱で溶かしてくっつくフック」という商品が目に留まりました。

金属製のフックに固まった接着剤のようなものがついている商品で、接着部分をライターなどで炙って溶かし、そのまま付けてしまえる便利グッズです。

商品名そのままの使い方でなんともわかりやすい。

これならクーラーボックスに穴も開けなくて済むし、なにより簡単!

普通の接着剤でつけるよりも心強い感じもする!

ってことで購入しました。

帰宅後、クーラーボックスに取り付け。

このフックにひっかける金具もダイソーで購入し、メタルジグ収納ケースの上部にグサッと刺して取り付けました。

ここらへんの作業は我ながら本当にお粗末なので割愛します。

そして取り付けた状態がこちら。

とりあえずそれなりに綺麗にひっかかっていますが、、

持ち上げて運ぶとガタガタする!

これは少し気になります。

てことで対策を考えた結果、磁石テープでくっつけてしまおうという結論に至りました。

もう本当てきとーな作業で恥ずかしいんですが、磁石テープ(あ、これもダイソーにて購入できます)をクーラーボックス側とメタルジグ収納ケースの裏面に貼り付けました。

クーラーボックス側の磁石テープはアルミテープ(これまたダイソーで購入できます)にて補強しています。

見た目はひじょーーーに悪いですが、いいんです。どうせここ見えないですから。

さてこれでがたつきは解消されるはず!!

改造クーラーボックスの完成

長かったクーラーボックスの改造も大詰めです。

フックと磁石テープで固定したメタルジグ収納ケースはクーラーボックスをどのような角度にしてもしっかりとくっつきます!

意外と磁力がつよい!

そしてもうお気づきかもしれませんが、クーラーボックスのもう半分側にも実は同じように収納ケースが取り付けられるようにスペースを残していました。

てことで完成形はこちらです。

メタルジグだけでなく、ジグヘッドも携帯したかったんです。

やはりワームの方が反応がいいこともありますからね。特に根魚系は。

これで一通りクーラーボックスの改造は完了しました。

実はこのクーラーボックスの写真は現在のものでして、ろくなケアもせず、改造してから1年以上も使い倒してきたため、金具の錆や汚れが目立ちますが、今でも愛用しております。

このクーラーボックスを持ち歩くようになってから釣り場への移動が本当にとても楽になりました。

なにせ、ロッドとクーラーボックスだけ持っていけば、必要な道具は最低限そろってしまうからです。

本当はダイワやシマノのクーラーボックスが欲しい・・・なーんて思わないこともないですが、お小遣いの範囲で釣りを楽しむには必要十分なクーラーボックスとなっています。

今後もしばらく相棒として頑張ってもらおうと思います。

DIYクーラーボックス改造は品質にもよりますが、簡単に楽しくできるのでおすすめです。

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