今回は釣り人でなくともなじみのある魚、サバをメタルジグやワーム等のルアーで釣る方法等について紹介していきます。
サバの釣れる時期と場所
サバについては・・・説明不要ですね。
スーパーでもよく見かけるサバは全国的にもよく獲れる魚のひとつです。
さて、このサバですが広い範囲を1年をかけて回遊しますが、私が住む北海道に回遊してくるのは8月頃~12月頃までの約4か月です。
この期間中、私は日本海側では8~10月にはブリ、ヒラメを狙い、11月からはホッケを狙ってショアジギングをしますが、この期間に良く釣れるのがサバです。
特に8~9月の兜千畳敷や岩内港ではサバの群れがよく見られ、本命のブリは釣れずにサバのみが釣れることも多々ありました。
いや、うれしいんですよ、釣れるのは。
ただね~、この8~9月に釣れるサバって比較的どこにでもいて簡単に釣れるんですけど、サイズが結構小さいんですよね。
だいたいが20cm弱です。
このサイズの小サバはあまり食べてもおいしくないので、持ち帰ることはあまりないです。
北海道でサバをショア(岸)から狙うのであれば、10月以降が良いですね。
この時期になると、夏場に小さかったサバが餌を食べて少しずつ成長し、大きくなってきている頃です。
特に12月中旬に兜千畳敷で釣れたサバは30cmを越えていましたので、この時期のサバはもはやスーパーで売っている立派なサバと遜色なく、脂がのっていてとても美味しいです。
北海道(日本海側)で釣れる時期と場所は個人の感じ方ではありますが以下の通りです。
釣れるサバのサイズ | 日本海側でサバが釣れる場所 | 釣れる時間帯 | |
8~9月 | 20cm程度 | 水深に関係なく、各地の漁港や磯全般 | 日中も夜間も釣れる |
10~12月 | 25~35cm程度 | 水深のある大きめの漁港または磯 | 朝方の方が釣れやすい |
ルアーでサバを釣る方法
さて、このサバの釣り方ですが、サバもフィッシュイーターであるため、ルアーに対する反応は良いです。
ワームにもメタルジグにも普通に食いついてきます。
なんなら下の写真のように自分の大きさの半分程度の大きさのメタルジグにも果敢に食いついてくるほどです。
これは9月に岩内港で釣ったサバですが、このように自分の大きさに対して大きいと思われるサイズでも普通に食いついてきます。
ルアーで釣れるのは分かったけど、どんな道具を用意すればいいの??
サバ釣り用のタックル(ロッド、リール)
どのようなタックル(ロッド、リール)を用意すればよいのかですが、正直、サバだけを狙うのであれば10~40g程度のルアーを投げられるタックルならなんでも構いません。
釣具屋によく売っている2000円前後のルアーロッド・リールセットでも十分釣ることができます。
3ただし、前述したようにサバが釣れる時期にはブリやヒラメも万が一ではあるかもしれませんが、かかる可能性がありますので、そのときにもある程度対応できるようなライトショアジギング用のタックルを用意しておいた方が後々良いかもしれません。
「ライトショアジギングの始め方」についてはこちら↓
サバ釣りにおすすめのルアー
ではどのようなルアーを使用すれば良いのかですが、基本的には以下のようなイメージです。
ルアー重量(g) | 使用におすすめの場所 | 使用におすすめの時間帯 | |
メタルジグ | 20~40 | 広めの港、磯 | 日の出~夕方まで |
ジグヘッド+ワーム | 8~15 | 小さめの港 | 日没後~夜明けまで |
メタルジグでもジグヘッドでも問題なく釣れますが、サバは広い範囲を泳ぐ回遊魚であるため、ある程度の飛距離を出せるルアーを使用した方が釣りやすいです。
そのため、日中使用するなら飛距離のでるメタルジグを使用した方が良いでしょう。
ただし日没後は光の反射でアピールするメタルジグは効力を失ってしまいますので、その場合はジグヘッド+ワームの方が釣りやすくなってきます。
これはサバ釣りに限ったことではありませんが、夜の港の常夜灯の下は魚が集まりやすい場所であり、こういう場所では飛距離もそこまで必要となってきませんので、ジグヘッドとワームの出番です。
特に夜行性のソイを釣るときは特にこの傾向が顕著です。ソイ釣りについてはこちら↓
このように飛距離と時間帯を考慮してメタルジグとジグヘッド+ワームを使い分けると良いでしょう。
ルアーの動かし方
サバは基本的には経験上、中層から上付近を泳いでいるイメージがあります。
私の経験上、海底付近でヒットしたことは私はありません。
よって中層から上にルアーを通すイメージでリールを巻いてください。
基本的にはこれだけで釣れます。
ただ巻くだけでも釣れますが、それで反応がなかった場合はリフト&フォールを試しましょう。
・・・リフト&フォール???
リフト&フォールとはルアーを沈めて上げてを繰り返すルアーの動かし方になります。
特に根魚と呼ばれる海底に居つく魚に効果的なアクションですが、広いレンジ(深さの範囲)を探れる上、上下の動きで反射的に食わせる効果もあるため、ただ巻きで食わない場合はリフト&フォールを試してみることをおすすめします。
中層付近まで沈めたら、表層にルアーがくるまでロッドをしゃくりながらリールを巻き取るイメージでやってみてください。
サバの食べ方
サバの食べ方・・・は特に紹介しなくてもいいですよねw
ただし、サバはアニサキスという寄生虫が高確率でいる魚ですので、刺身では食べないように注意してください。
どうしても食べたい場合は・・・あまりお勧めはしないですが・・・
アニサキスがいる可能性を下げるためには釣ったサバの内蔵を極力早くきれいに取り除くことが重要です。
アニサキスは基本的に魚の内蔵に寄生しているため、釣ってすぐ内蔵を綺麗に取り除けば、身に入る前にアニサキスを除去できると思います。
ただ、それでも紛れ込んでしまう可能性もありますので、やはりサバは熱を通して食べた方が無難でしょう。
サバ味噌とか美味しいですしね!
食べておいしいサバを是非、ルアーでさらに楽しく釣ってみてください。
今回はここまで!
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