夢のマイホームを手に入れて時間がそれなりに経過しましたので、ローンを返済している現在の生活レベルや、家を買うに至った経緯や考え方を赤裸々に報告していきます。
家の購入を検討している方の参考になれば幸いです。
家を買うことになった経緯とその時の正直な気持ち
私がマイホームを欲しいと強く思うようになった理由は以下の2点が挙げられます。
- 2LDKのアパート暮らしでは物が溢れて限界を感じていた
- 庭で自由にバーベキューがしたい
特に2点目はアウトドア好きな我が家にとって、家を買うというとてもリスクが大きい決断をする上でのとても大きな原動力となっていたように思います。
2LDKのアパート暮らしでは物が溢れて限界を感じていた
我が家は妻一人子一人の3人暮らしで、2LDKの至って一般的なアパートを借りていました。
日当たりはとてもよく、快適に過ごすことのできる物件ではあったのですが、外の物置がロッカー程度の大きさしかないという最大の欠点がありました。
我が家はキャンプを家族共通の趣味として楽しんでいますので、テントや焚火台等の様々なキャンプギアの保管場所が必要です。
これに加えて車のタイヤや、私の趣味の釣り道具等、物置に保管すべきものがたくさんありましたが、これらは小さな物置にはどうやっても収まらず、仕方なくその大半は室内に保管することとなっていました。
こうなると当然、部屋はどんどん物で溢れていきます。
部屋がもので溢れると景観が悪く、ストレスが溜まっていきます。。。
さらにはキャンプに行く度に、キャンプギアの準備で室内と外の往復を余儀なくされることとなりました。
このような理由から我が家は広い部屋への引っ越しか、マイホームの購入を検討するようになりました。
庭で自由にバーベキューがしたい
収納力のある家に住みたいと思うようになったと同時に、もう一つ強く求めるものがありました。
それが庭で自由にバーベキューがしたい
ということです。
この時期、コロナ渦だったこともあり、気軽にキャンプも行けなくなる時期がありました。
そんな中、近所の一軒家では楽しそうに庭でバーベキューをしています。
う、う、うらやましすぎる・・・・
賃貸の共有場所である駐車場では気軽にバーベキューはできません。
その辺の草むらでもバーベキューはできません。
バーベキューを合法的にするには、自分の土地か、キャンプ場等のバーベキューが認められた場所でしかすることができません。
家の玄関をでてすぐバーベキューができる環境・・・自分が自由に使える庭すなわち自分の土地が欲しいと強く思うようになりました。
これが家を購入するに至った最大の理由になります。
家の購入予算と注文住宅と規格住宅の差について
では、家を買うとして、その予算はどの程度を考えていたか。
私は石橋を叩いて渡る人間の部類でして、家の購入予算については慎重に考えていました。
赤裸々にお話ししますが、私の手取りは月約19万円です。
購入金額は抑えられるなら抑えたい・・・できれば2500万円以内で・・・
そう考えていた時期もありました。
住宅見学会を通して見えてきた住みたい家と必要な金額
家を買おうと決めてからは、様々な住宅見学会に参加してきました。
色々なハウスメーカーのモデルハウスを見ましたが、その過程でハウスメーカーごとの特色を感じるようになり、自分達が住みたい理想の家の片りんが少しずつイメージできるようになりました。
そのイメージは
- 木のぬくもりが感じられる無垢床
- 壁であまり仕切られない自由な空間
- 脱衣所と洗濯室は別にする
- キッチンからリビングが一望できる
- 土間収納を設ける
- 収納をたくさん
- リビングから庭へ行くことができる
- できればガレージ付きの家→これは最終的にあきらめましたw
などなどです。
このように様々なモデルハウスでいいなあと感じたところを一つ一つ頭の中にメモしていきました。
この過程は今の家を建てるにあたり、重要なプロセスだった気がします。
それと同時に各モデルハウスの金額を確認していきましたが、、、
その金額の幅は2700万~3800万であり、自分が思い描いていた予算では理想の家を建てるには全然足りないという現実もわかってきました。
注文住宅か規格住宅、選ぶべきはその人の価値観次第
さて、ここで選択すべきことがあります。
それは注文住宅にするか規格住宅(建売住宅)にするかということです。
それぞれの特徴ですが、
- 規格住宅は間取りを自由に選択することができない一方で、金額が安い
- 注文住宅は間取りを自由に選択できる、金額が髙い
というわかりやすい差があります。
その金額の差は最低でも200~500万円くらいはあるので、間取りに特別なこだわりがなければ正直、規格住宅を選択してもいいのではないかと思います。
が、我が家は結局注文住宅にしました。
その理由としては、間取りの決められた規格住宅は壁で仕切られた空間が多く、自由に間取りを決定したかったからです。
その結果、間取りから何からすべてを選択し、理想の家に近づけつつ、削るところは削って最終的に出した見積もり額は3100万円でした。
私の当初の計画であった2500万円から600万円もオーバーしてしまいましたw
年収に応じたローン返済可能な額は??
さて、ここで「3100万円をすべてフルローンで借りることができるのか」という疑問がでてきますが、借りることは可能でした。
よく、「年収の何倍までは借りることができる」という目安を聞きますが、実際は借りるだけなら結構な額を借りることができるみたいです。
問題は、現実的にそれを返済していけるかどうかです。
自分の年収で3000万円以上のローンを返済していけるのか?
色々な情報を参考にしてはみたものの、やはりそこには色々な意見があり、その不安は完全には払拭されませんでした。
結局は年収がいくらあろうと、一概には返済可能かどうかの判断はできず、各々の生活レベルによって返済可能額は変わってきます。
要は「お金をどこにかけるのか」が重要になってくると思います。
そんな中でも、プロのファイナンシャルプランナーへの相談は、自分の年収や生活レベルを踏まえた具体的な返済プランを検討していただけたので、とても参考になる意見は聞けたなあと感じています。
手取り19万円で3100万円のローンを返済中の今の生活レベル
ということで、我が家の今の生活についてですが、手取り19万の消費内訳は以下の通りです。
- 住宅ローン:6.5万円
- 食費:6万円
- 光熱費:1.5万円
- 通信費:1万円
- 日用雑貨:1万円
- 交際費:0~3万円
- 衣服等:0~3万円
- ガソリン:1万円
細かいものは省いたりしていますが、ざっとこんな感じです。
見てわかるように貯金はあまりできていない状況です。
色々と節約することができる箇所もありますが、今のところ生活レベルはあまり落とさず、比較的自由に生活しています。
正直、何度も何度もローン返済シミュレーションもしましたが、私の給料で3000万円以上のローンはかなり苦しい生活になる覚悟が必要だと考えていました。
ですが、いざ生活してみると、意外となんとかなるもんだなあというのが正直な感想です。
まあ今のところはですがw
今後、子供の成長に伴って必要となるお金もどんどん増えていきますし、決して楽観視できる状況でもないですが、手取り19万円でも3100万円のローン返済は十分可能であるということは断言できます。
結論:家を買って今のところ後悔はなし!
と、いうことで家を購入して今のところ後悔はありません。
覚悟していた苦しい生活には全くならず、今までと生活水準は特に変化していません。
その一方で、家での生活は毎日が楽しく、また快適です。
十分な収納ですっきりとした部屋
おしゃれで清潔な空間
夢であった一歩外にでたらバーベキューができる自由な空間
家具を自分好みに作成するDIYも庭でできちゃう!
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挙げればきりがありませんが、毎日がこんなに楽しくなるなんて夢にも思いませんでした。
ちなみに私が引っ越す前のアパートの家賃は5.3万円でした。
住宅ローンは6.5万円とその差は1.2万円です。
この1.2万円が髙いと感じるか、安いと感じるか。
私は今の生活を1.2万円で手に入れたと考えると、とても安いと感じます。
今、家を買おうか悩んでいる方に参考になるかはわかりませんが、手取り19万円でも3000万程度の家を購入することは十分可能だと改めて断言します。
リスクはあるかもしれませんが、それ以上に得るものが大きいマイホーム。
簡単に、買ってもいいのでは?とは言えませんが、少しでも私の経験談がこれからマイホームを検討して購入する上での参考になれば幸いです。
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